2006.03.19

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あるいて笑うてまちづくり
まちなか探検ツアー 1
まちなか探検ツアー 2
まちなか探検を終えて
商い体験
商店街へのQ&A
発行 彦根商店街連盟
編集 彦根商店街連盟広報部会

■お城が泣いている
里見まさとさん

里見まさとさん

彦根城内に高校(彦根東高)があるのに、まず驚きました。いいですよね。
こういう企画ですから普段とは違うとは思いますが、お邪魔したお店の皆さんのしっかりとした対応に本当に感心いたしました。
僕は姫路出身でお城と言えば「姫路城」。でも、彦根城もいいものです。姫路城よりも素晴らしいのではないかと思えるところがたくさんあります。本当に国宝のお城をまちが抱えているということはありがたいことなんです。でも、城とまちとの関係はどうでしょうか…もっと良い意味で城とまちとのつき合い方があるのではないかなと…国宝のお城はディズニーランドのアトラクションに匹敵する娯楽性があると思いますが、それに続く通りやまち並みが一体となってこそだと思います。今のままではお城が泣いているようにも見えるのですが…。

■ここにしかないものが、こんなにお得
シルクさん

シルクさん

私自身は外国人の友人が多いのですが、そういう人達に贈ったら喜ばれそうなモノが沢山あると思いました。特に骨董屋さん、古道具屋さんの古着の点数やそのバリエーション、そしてお得なお値段にはびっくりしました。
私の実家は大阪の「結納と人形の町・松屋町」で和菓子屋を営んでいます。彦根の和菓子の素晴らしいところは、ネーミングに歴史ある事物…三十五万石、井伊さん、彦根城…を使えることです。和菓子って名前がかなり大事な部分があって、歴史ある名を和菓子に冠せることは、それ自体でとても有利なことだと思います。
私の実家は松屋町にありますが、最近は節句や結納というのは敬遠されてまちには空商店が目立つようになりました。それでも、最近では若い人達が経営者になってオシャレな雑貨屋さんやカフェを開いて活気が戻ってきました。需要の質は時代が流れれば自然と移り変わっていくものですから、それに合わせて出店者やお店が変っていく部分があってもいいのではないでしょうか。
女性に対して「ここにしかないものが、こんなにお得に手に入る」という情報を積極的に流して、アピールしていくのも大事なのでは。

■お客さんに嫌がられるくらいアピールを
ロザン 菅さん

菅さん

魚屋さんでその場で調理してもらって、隣の食堂で食べることができるという魚浩さんには驚きました。まちを歩いてみても、ゴミひとつ落ちていない本当にキレイなまちだと思いました。お店の皆さんの対応も親切で気持ちが良かったです。でも、お店の外観が少し寂しい気がしました。もっと派手に飾ってお客さんに嫌がられるくらいアピールしても良いのでは。


■表に出て積極的に声かけや呼び込みを!
ロザン 宇治原さん

宇治原さん

城下町ということは知っていましたが、本当にまちの至るところから彦根城が見えることが新たな発見でした。もっと「城下町・彦根」をアピールしても良いのではないでしょうか。本当にお店の方はいい人が多くて、とても好印象なのですが、表に出て積極的に声かけや呼び込みがないのが寂しいかなと…もっと活気があってもいいのではないかと思います。


 この記事は、2006年3月19日執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合がございます。