2006.03.19

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あるいて笑うてまちづくり
まちなか探検ツアー 1
まちなか探検ツアー 2
まちなか探検を終えて
商い体験
商店街へのQ&A
発行 彦根商店街連盟
編集 彦根商店街連盟広報部会

▼夢京橋キャッスルロード/キャッスルイト〜

キャッスルイト〜

宗安寺から徒歩で夢京橋キャッスルロードの「キャッスルいと〜」さんに移動。
まず、お二人の目を惹いたのはふくろうの置物や、小さな日本人形などの和風の小物。「こういう物ってクリスマスプレゼントに外国の人にあげると喜ばれるんですよ」とシルクさん。シルクさんは「かわいい〜、かわいい〜」を連発。よほどこのお店がお気に召されたようで、いろいろとお買い物…里見さんに、「お前〜、ショッピングに来てるな〜」と突っ込まれていました。


▼四番町スクエア/昆布一

昆布一

バスにて四番町スクエアの「昆布一」さんに移動。
「昆布一」さんの名物は「昆布巻き」。年間の生産量は10万本なのだそうです。お二人は早速名物の昆布巻きを試食…「この昆布巻きに白い御飯と味噌汁があれば、それだけでイケるね。うまい。あと、それと日本酒も必要やね」と里見さん。彦根城下町大使の皆さんも試食され満足の様子でした。
その後、里見さんは店内で「おやつ昆布」を発見。「昔はみんな子どもの時はおやつといったら『雑魚食っとけ、昆布しがんどけ』っていわれたなぁ〜。でも、こんなん食うてると歯も丈夫になるんやで」としみじみ。彦根城下町大使の皆さんからも、口々に「おいしい」「やめられない」という声が聞こえていました。


▼中央商店街/お菓子司おおすが

お菓子司おおすが

続いて、バスにて中央商店街の「おおすが」さんへ。
まず、お二人はロングセラーを続ける「おおすが」さんを代表するお菓子「三十五万石」を試食。シルクさんは中にびっしりと入っているお餅にびっくり。里見さんも「この中の餅が(おいしさに)効いてるよな〜。これは確かにうまい」と太鼓判でした。
実はシルクさんの実家は和菓子屋さんだそうです。
里見「(シルクさんに)自分ところの実家のと比べてるのちゃうか」
シルク「うん、こっち(おおすがさん)の方が断然おいしい…彦根にはスキーの季節によくくるけど、こんなお店があったなんて、今まで損していた気分です」。三十五万石のインパクトはなかなかのものだったようです。
その他、金亀、いろは松、近江路など、一つひとつのお菓子について里見さんは熱心に見入って、説明を聞いておられたのが印象的でした。


▼銀座商店街/古美術・古布の店 松居

古美術・古布の店

古着や骨董を扱う銀座商店街の「松居」さんは最近の「古いもの」をなつかしむブームに乗って、脚光を集めるお店。古布を買いに京都や大阪から若い人たちがたくさん訪れるそうです。
ここに置いてある古い和服は1着がなんと「315円」のものも…この安さにはさすがのお二人もかなり驚いておられました。
「うちのコンセプトは、長い着物の文化のなかで培われたものを捨てないで、次に着たいと思われる方に着て頂く。または(洋服などに)リフォームして頂くのをお手伝いしています。糸を染めた人、作った人…みんなの想いが詰まっていますから」
このお話にお二人は「もったいない、ということですね〜」と噛み締めるように感想を述べられていました。
その後、お嫁入りの時に持参するお米を入れる装飾の入った米袋、珍しい柄の着物帯、岐阜県や四国地方の珍しいのぼりなどを見せて頂き、一同、新たな発見と新鮮な驚きの連続だったようでした。


▼橋本商店街/千成亭

千成亭

まちなか探検ツアーの最後を締めくくるのは、近江牛の老舗「千成亭」さんです。
橋本商店街にある「千成亭」さん1階の販売店にお邪魔した一行は、お肉を目の前にして、疲れ気味の目の色にも変化が…。
「私どもが扱っている近江牛は契約牧場で丹念に育てられた、生後20〜30か月の未経産のメス牛のみです」という説明を聞き、さっそくの試食。お店の方が用意して下さった「牛すじの煮込み」を頂き、まずは「う〜ん」と納得の表情。
実はお二人を虜にしたのは近江牛ばかりでなく、「千成亭」さんの真骨頂でもある「手作りの加工品」。焼豚、ベーコン、ハム、ソーセージ…充実した加工品の中でも、特に里見さんがご執心だったのが「ポークハム」。豚の旨味が凝縮された味わいに里見さんはじめ、彦根城下町大使の皆さんも完全にノックアウト。たくさん試食された上に、お土産に買って帰られるほど気にいられた様子。最後は胃袋も大満足のツアー締めくくりとなりました。

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 この記事は、2006年3月19日執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合がございます。