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商店街の歩き方
おいでやす商店街が生まれ変わる!フルーツのフルカワ そのこころ
2002.11.10
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フルーツのフルカワそのこころ

発行 彦根商店街連盟
編集 彦根商店街連盟広報部会
 親子二代のフルーツ専門店である。おいでやす商店街のファサード事業が始まり現在は佐和町商店街の仮店舗で営業をしている。はちきれそうなみずみずしいフルーツがディスプレーされている。ここのフルーツは新鮮で美味しいと評判なのだ。その秘密は何処にあるか。
八百屋を継ぐのではなく、自分自身で、フルーツを商うと心を決め独立した古川竹美さん(61歳)は「別に特別なことをしているのではありません。日本列島のフルーツの旬を追いかけ仕入れる。それだけです。野菜と違ってフルーツは調理しませんから、そのまま美味しさが伝わります。フルーツは難しい分、とても面白いですよ」
フルーツの旨さを知る竹美さんは語る。
竹美さんは独立する時ある人に言われたのだという。ちょうど、スーパーが彦根のまちにできはじめた頃だった。
『彦根でフルーツを商うのならば、彦根で一番のフルーツを仕入れなさい』。
量販店では商えない美味しいフルーツを商う専門店を目指す。今風に言えばフルーツのプロショップである。その気持ちは二代目光男さん(31歳)に受け継がれている。
 ふと、見るとレジ横にソロバンが置いてあった。棚にもある…。しかも伝説の五つ玉である。
「ソロバンの方が便利な時がある」と光男さんは言われる。パチパチパチと……雰囲気もまた旨さの秘訣だったりするのかもしれない。
新店舗のオープンは来春三月。ファサード事業をきっかけに全面的な店舗の造り直しが行われている…
 11月……旬をむかえるフルーツは洋梨や柿……。
列島のフルーツ前線を楽しむのもいいかもしれない。

この記事は、2002年11月10日執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合がございます。