リバーサイド橋本通り（旧橋本商店街）の「食と癒しのスペース いこう館」で、毎月10日に「橋の市」が行われている。
「いこう館」は、芹川にかかる橋のたもとにある元建築事務所だった場所を、地域交流が深められる場所として活用しようと、昨年リフォームされた多目的施設。庭にはバラストを敷き、ウッドデッキのお洒落な空間として、商店街の人たちの手によって生まれ変わった新しい情報発信の拠点である。
建物内ではパソコン教室や絵手紙教室など、様々な文化教室を定期的に開講している他、滋賀県立大学人間文化学部栄養管理学科の学生さんが月に2回、バランスを計算し健康に配慮した料理を提供する「学生さんの食堂」を開いたり、講話やお菓子作り体験の会場などとして多くの人が利用している。
今年2月。商店街と消費者が直接つながる行事として、「いこう館」で始められたのが橋の市。毎月10日を橋の市の日と決め、庭で朝摘み地場野菜や季節の花の直売、フリーマーケット・露店などが出店し、施設内では、講演や物作り教室など毎回違った企画が用意されている。
商店街の人たちが手作りでもてなすくつろぎのひと時に、「いこう館へ行こうか」と気軽に足を運んでみてはどうだろうか。